クロ・レオ 2015 750ml 赤
■ 生産地:フランス ボルドー地方 カスティヨン
■ A.O.C.:カスティヨン・コート・ド・ボルドー
■ 品種:メルロー80%、カベルネ・フラン20%
■ 土壌:粘土石灰質(標高100m)
■ 栽培面積:0.82ha
■ 平均樹齢:40年
■ 収量:13hℓ/ha(1本の木に6房残す程度)
■ 農法:無農薬農法
■ 平均年間生産量:2,400本
■ 熟成:オーク樽熟成約23ヵ月(新樽比率30%)
■ アルコール度数:14%
【味わい】
篠原麗雄が一切の妥協をせず、尋常ではない努力と情熱で造り上げたフルボディのワイン。
ダークチョコやトリュフ、熟れたカシスなどを感じさせる芳醇で複雑な香りを持ち、熟成して滑らかになりつつもしっかりとしたタンニンが感じられる厚みのある濃厚な味わい。
その豊満で上品な味わいは繊細さも持ち合わせており、湧き出てくるミネラル感はまさにボルドー。
その中にも日本的な美意識がうまく融合しているようです。
【2015年について】
"2015年の天候は、ブドウ栽培に適しており、良く熟し完熟ブドウが表現されています。"
メルローの甘みがメインとなり、カベルネ・フランの酸味と渋みがアクセントとなって、バランスのとても良い味に仕上がっています。
【
生産者】 篠原 麗雄
兵庫県宝塚市出身の篠原さんは、もともとシャトー・ド・ヴァランドローのテュヌヴァン社で働いていましたが、2002年に0.82haの畑を購入し日本人としては初めてボルドーでワイン造りを始めました。
ヴァランドローのチュヌヴァンさん、オーゾンヌのヴォーチェさんなどから、アドバイスを受け、試行錯誤しながらすばらしいワインを造っています。
【醸造方法】
畑では、化学肥料を使わず堆肥を使い、人の手でできることは人の手で行い、ブドウがストレスを感じない栽培方法で栽培。
気候は温暖であるが、標高が100mあり、大陸性気候の要素もある。
収穫は全て手摘みし、畑でよい房だけ選び、その房の問題のある粒を取り除く作業を行う。
所有する畑は粘土石灰質で、粘土は全体に力強さを、石灰はフィニッシュに繊細な酸を与える。よって、粘土の多いところにはメルローを、石灰の多い場所にはカベルネ・フランを植えている。
醸造に関しては、新しい技術を使わず、土壌にあった醸造方法を毎年試行錯誤しながらワインを醸造している。
熟成に関してはフランス製の樽で熟成。2007年より、新樽率を落とし、350Lと225Lの樽で23ヶ月熟成させている。
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